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SWRTのステファン・サラザンが、
GT300インプレッサの開発テストに参加
2006/08/01 10:00 更新
7月26日SWRTのステファン・サラザンが来日。このほどレースデビューしたばかりのインプレッサGT300レーシングカーの開発テストに参加した。インプレッサGT300は、日本で最も人気の高いモータースポーツカテゴリーであるSUPER GTに出場するために開発されたレースカーで、本年から車両規則が改定されたためインプレッサ本来の姿であるAWD方式のニューシャシーとなっている。
デビュー戦となった7月23日開催の第4戦は、リヤデフのトラブルでリタイヤとなったが、雨の中行われた練習走行ではAWD車のメリットを発揮し、好タイムを続出していた。そのニューシャシーをドライコンディションでセットアップするテストが行われると聞き、サラザンから開発に協力したいと申し出ていた。
成田空港からツインリンクもてぎの敷地内にあるホテルに直行したサラザンは、27日の朝、WRTのレーシングスーツ姿でサーキットのパドックに現れた。折しもこの日はSUPER GTの合同テストが開催されており、SWRTドライバーの突然の出現に居合わせたメディアは騒然となっていた。鈴鹿1000kmレースの助っ人ドライバーとしてインプレッサに乗るのか、といった憶測が飛んでいたが、サラザンと二人のインプレッサGT300レギュラードライバー、そしてクスコチームのメカニック達は、それらの騒ぎとは無関係に淡々とテストの準備を進めて行った。
この日のテストは午前、午後にそれぞれ2時間ずつの走行テストを行うことになっていた。曇り空ながら気温は27度前後で湿度が高く、コースはドライであった。最初の数ラップを小林且男が確認のために走行し、その後サラザンにステアリングが委ねられた。その後のテストのほとんどの時間をサラザンが繰り返しドライブしてはピットインし、車高やスプリングレート、そしてダンピング特性やブレーキバランス、アンチロールバーなどシャシー各所をこまごまと変更しながらセッティングを進めた。
午前中のセッション終了間際にはセットアップの方向性が見え、タイムアタックするために新品のスリックタイヤを装着してコースインしていった。しかし、すぐにパラパラッとにわか雨が降り出し、アタックは叶わずであった。その後、エンジン不調が発生したためこの日のテストは短縮。翌7月28日、一行は再びツインリンクもてぎでのテストに合流。サラザンはこの日もセットアップ走行を担当した。
■ステファン・サラザンのコメント
「このマシンはとても安定感があり、良いパッケージです。まだセットアップ途中なのでやらなければならないことはたくさんありますが、AWDは雨だけでなく、ドライのレースでも強さを発揮できます。もう少し時間はかかるかも知れませんが、勝てるクルマになるでしょう」