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世界で一番難しい言語は何?習得が難しいといわれる5言語をご紹介!

    世界には、少数民族が使われている言語を含めると 世界には約3千~7千の言語が使用されているそうです。その中で、世界で一番難しい言語はなんだともいますか?

    今回は、英語を母国語にする人達にとって難易度が高い言語トップ5をご紹介します。これから新しい言語を学ぼうとしている方はぜひ参考にしてください。

    フィンランド語

    世界で一番難しい言語2

    米国務省機関の外務職員局(FSI)の外国語習得難易度ランキングでも上位の難関言語に入るフィンランド語。とはいえ、日本人にとっては比較的習得しやすい言語ともいわれています。

    文字

    フィンランド語の文字は全29文字。アルファベット26文字と母音変異であるウムラウトがついた「ä」「ö」aに〇を頭に付けた「å」の3文字を加えた文字数です。フィンランド語の単語構造は、単語の組み合わせで語彙を作る語彙が多いようです。そのため、フィンランド語の文字の習得は比較的簡単だという人もいるようです。

    発音

    フィンランド語のアクセントは、常に単語の最初の音節に置かれ、基本的に最初の母音を強く発音すると覚えておくと良いでしょう。音節単位で考えると読み方はローマ字読みが基本になります。

    文法

    名詞、形容詞、限定詞などの語形変化である格変化が多いフィンランド語。この格変化の多さが、フィンランド語を難易度の高い言語の一つと評する理由のようです。

    日本語

    世界で一番難しい言語3

    2017年度の米国務省機関の外務職員局(FSI)の外国語習得難易度ランキングでもっとも習得が難しいといわれるカテゴリー5(英語が母国語の人が、不自由ないレベルまで習得ができる期間が88週以上かかる)とされたのが日本語です。

    文字

    ひらがな(50種類)かたかな(50種類)漢字(約3,000字~)の3種類文字を覚える必要があります。この使う文字の多さが、難易度を上げています。

    発音

    発音は比較的シンプルな発音といわれていますが、擬音語・擬態語などが多いのも、日本語の特徴です。欧米ではこのような言葉はほぼ使われることがないので、難しさを感じる人が多いよう。また、「っ」といった促音と伸ばす長音も欧米では使うことがないのも日本語の発音の難しさでしょう。

    文法

    日本語もフィンランド語と同様に、名詞、形容詞、限定詞などの語形変化である格変化が多い言語です。

    アラビア語

    世界で一番難しい言語4

    英語話者が難しいと言う言語の一つにアラビア語があります。

    文字

    アラビア語の基本文字数は、なんと28種類。(+特殊文字3つ)。そういわれると、比較的文字を覚えるのはハードルが低くなる気もします。ただし、アラビア語は、単語の中の位置に応じて「語頭形」「語中形」「語尾形」の三つの形を覚えなければなりません。

    発音

    アラビア語を学ぶにあたってもっとも難しいといわれているのが発音だといわれています。アラビア語の母音は、「a」「i」「u」の3つで母音をマスターするのは他の言語に比べると楽なのですが、問題は、子音。いままで発音したことのない未知の発声や音が多いのが特徴です。

    文法

    アラビア語の文語は古語になります。その為、複雑の文法になり、文法の習得が持つとも難しいという人も多いよう。

    ロシア語

    世界で一番難しい言語5

    ロシア語は国連公用6ヶ国語の一つです。

    文字

    ロシア語のアルファベットは33文字(英語は26文字)です。ロシア語の辞書には例外的発音以外は発音記号が載っていません。これは、ほぼ文字通りに読んでいけばよいからです。
    この点でロシア語ではアルファベットの正確な発音ができることが大切です。ロシア語は、単語が50万語以上あるともいわれています。

    発音

    母音が少ないロシア語は、意外にも子音がとても難しいです。単語は、母音と子音を組み合わせなので発音が複雑になることがロシア語の難しさの一つ。ロシア語は記載されている通りに発音しないこともあり読み方も難易度が高い言語です。

    文法

    ロシア語は語変化が多く特に、名詞形容詞は6つの格をもつ言語です。

    中国語

    世界で一番難しい言語6

    世界中で13億7,000万人ほどいると言われいる中国語。

    文字

    中国語の普通話での常用漢字は3500字程度と言われています。英語を母国語とする人からすると膨大な文字を覚えなければなりません。

    発音

    子音と母音で構成される音節が多い言語です。中国語の音節数は日本語と比べて、4倍ほど多いと言われています。また、日本語には存在しない声調や発音が存在します。

    文法

    中国語の文法は、他の言語に比べて比較的簡単だといわれていますが、動詞の形が変化しなく、過去や未来を表す時に利用する助詞「了」の位置によって違いがあるなど決まりを覚えなければなりません。

    まとめ

    これらの言語の難易度を表示しているものは、基本、英語を基準としています。例をあげれば、フィンランド語は、構造の近いオランダ語やデンマーク語からの習得はむろん簡単で、英語や日本語から共通点が少ないフィンランド語は習得が難しいことになります。

    とはいえ、言語がどんなに難しくとも習得への情熱があればどの言語も難関に関係なく習得することができるのかもしれません。

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