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Android 12!パーソナルデザインが注目の最新OSを簡単解説

    Googleは、2021年10月にPixel3以降のスマートフォン向けにAndroid 12を公式配信しました。「パーソナル」「安全」そして「シンプル」をモットーとする新OS(オペレーションシステム)は、いったいどんな新しい特徴や変化があるのでしょうか?今回は、そんな最新OSを紹介します。

    対応機種は?

    対応機種はPixel 3シリーズ以降のスマートフォンと案内されています。つまり、日本で発売されているPixelスマートフォンはすべてアップデートの対象となりました。

    国内キャリアが販売するスマートフォンも対応機種があります。詳細は、こちらのページを参照して下さい。

    「Material You」でパーソナルデザインを確立Android 12_1

    新しいデザインは「Material You(マテリアル・ユー)」と名づけられた新デザイン。それぞれの利用者の色をピックアップする高度なアルゴリズムを搭載しています。

    その機能により、壁紙の色を選ぶと、その指定した色がロック画面や通知画面をはじめとするすべての画面に自動カスタマイズされる他、ホーム画面上に小型化されたアプリ表示ウィジェットは、デザインも新たに、選択した一部だけ拡大できる機能なども追加されて使いやすく、デザイン性高くパワーアップ。

    プライバシー設定の変更

    画面上部にあるステータスバーでは、アプリがマイクやカメラを使用しているかどうか確認できるようになった他、アプリがマイクやカメラにアクセスしないようにクイックコントロールを利用すれば設定を無効にすることが可能です。

    また、どこにいるのか詳しい位置情報を表示したくない時に利用できる大まかな位置情報の表示、さらには、正確な位置情報を非公開にしながら、位置情報を必要とするアプリを使用できます。

    自分の居場所を詳しく知らせたくない、プライバシーを大切にしたい人にはうれしいですね。

    便利機能の数々

    Android 12_3

    ここでは、新OSに搭載された新たな便利機能を紹介していきましょう!

    1, 片手モード

    標準の片手モードが追加されます。スマートフォンの画面サイズが年々大きくなっていくなかで、手が小さい人にとっては、この片手モードは、かなりうれしい機能といえるでしょう。
    iPhoneと同じく、片手モードが採用されていて、画面の下側を下にスワイプすると片手モードがオンになります。

    2,全画面スクリーンショット可能

    電源ボタンと音量小ボタンを同時に押すと表示領域をキャプチャとれるだけでなく、画面の隅にある「Capture More」を押すと全画面をスクリーンショットすることが可能です。

    3,新しいBluetooth権限

    位置情報にアクセスしなくても、アプリは時計やヘッドフォンなどのデバイスに接続できるようになりました。

    3, 明るさを通常よりも暗くできる

    スマートフォンで設定できる最低限の明るさよりも、さらに画面が暗くできます。布団の中など、暗い場所でディスプレイが明るすぎる場合に利用すると便利ですね。

    4,顔検出を有効にすると勝手にスマホが自動開店しない。

    画面の自動回転の設定で「顔検出を有効にする」に設定すると、画面の自動回転をオンにしていても、横になって寝転んでスマートフォンを使用しても、勝手に自動回転しないという便利な機能です。

    5, Wi-Fiパスワードを共有できる。

    QRコードでのWi-Fiパスワード共有はもちろんのこと、ニアバイシェアを使ったWi-Fiパスワードの共有が可能になりました。使い方は簡単で、「ニアバイシェア」をオンにしてWi-Fi 設定を開き、必要なネットワークを選択して、[共有] をすれば完了です。

    6,クイックタップ機能が使える

    本体背の部分を二回タップしてアクションやアプリを実行する「クイックタップ」機能が設定できます。

    7,PIP(ピクチャーインピクチャー)の改善

    シングルタップとダブルタップの動作の改善が行われています。

    8, 画面の一部だけを拡大することができる

    拡大鏡のような機能を使うことができます。

    99, 電池の劣化を遅くする充電が可能

    電池の劣化を防ぐためにスマホを使っていない夜中にゆっくりと充電するアダプティブ充電」を設定でききます。

    まとめ

    Android 12_4

    新OSは、オリジナルのMaterial Youによってデザインがかなり進化しています。本記事で紹介した以外にもデザインだけではなく、ユーザーが今まで不便だと思った点や、あったら便利だなと思っていた問題点など細かいところでも様々な改善が行われています。

    今後アップデートを検討中もしくは、新規を替え変えようとしている方は、本記事以外にも、アップデートしている方のSNSや、ブログなどを参考にして検討してみてはいかがでしょうか?

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